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「 にほん 」「 にっぽん 」どちらでも良いのかと思っていたら、NHKでは、正式な国号としては「 にっぽん 」ということにしているらしく、アナウンサーはそうしているみたいだ。

 

おかしい。

 

NHKの1998年と2004年の日付の説明文を見たが、2009年に政府が、どちらでもOK的な国会答弁をするにあたってなされた閣議決定の後でも、改められていないようだ。

 

昭和9年に、NHKの前身と文部省の調査会で、「 にっぽん 」にするという決議がなされたらしいが、国の決定には至っていないらしい。

 

決定に至らなかったというのは、否定されたとも言えそうだ。

 

それに、調査会の決定より、閣議決定のほうが上だろう。

 

 

閣議決定で、一方に決められるのは納得できないが、どちらでも良いということなら、それはそれで良い。

 

今だと、「 にほん 」と呼ぶ人のほうが多いらしいので、国民投票で決めると、「 にほん 」になりそうだが、どちらかにしてしまうと、しこりが残るので、やめたほうが良い。

 

人々に受け入れられていることが、大切である。

 

 

上記のような経緯にもかかわらず、NHKが、正式には「にっぽん 」だとしているのは、公共放送としておかしい。

 

どちらでも良いとされているにもかかわらず、国名の呼び方について、統制されているのは おかしいし、アナウンサーに指導・強制・強要がなされているとすれば、人権に関わるのではなかろうか。

 

 

大日本帝国に馴染みがある人だと、「 にっぽん 」と呼びたいのかもしれないが、誇示した感じが良いとも思われない。

 

スポーツの応援などで叫ぶときには、「 にっぽん 」がいいかもしれないが、普通に言うときは、わざわざ破裂音にしないほうが今の日本語には馴染むと思う。

 

歴史を始めに辿って、外国人からの呼び方に近いのを正式にするというのもどうかと思われる。

 

判断基準としては、自分たちが自国の呼び名として受け入れているかどうかだろう。

 

 

「 にぃぽ(ぷぁ?)ん 」から、日本語に馴染む方向として、二通りに分かれるのも自然に思える。

 

「 ぽ 」を活かせば、促音便の「 っ 」が入りそうだし、違う方向だと、破裂音をさぼって、「 ほ 」にしたほうが言いやすい。

 

「 日 」と「 本 」の音読みだと、「 にち ( じつ? ) 」「 ほん 」から「 にっぽん 」になりそうだが、音読みが日本語として先とは言えないのではなかろうか。

( ずっと遡った、パ行の一般的な使われ方などは、事実に委ねるが。)

 

 

ローマ字表記は NIPPON らしいが、外国語上でのフィット感などからそうしているのなら、それで良いかもしれないが、外に合わせるのが国際標準かどうか分からない。

 

合わせるのが日本流なのかもしれないが、大日本帝国の影響もあるような気もする。

 

外国語表記だと、JAPANを始め、それぞれの言語に合わせているように思われるが、元からの流れで「P」が標準なのかもしれない。

 

 

NHKのニュースで、「 にっぽん 」ばかりが続いたり、「 にっぽんじん 」「にっぽんたいしかん 」「 にっぽんじかん 」などが、連続すると違和感を感じる。

 

「 にっぽん 」と発音すると誇らしい感じもするが、普通に使う場面では、なんとなく今の日本語の感覚としては特殊な感じで、純日本的でなくなる感じ、和風とは少し違う感じもしてしまう。

 

純日本も和風も、どこに遡るのかで違いがあるのだろうが、現在のかしこまった言い方だと撥音便が元に戻されたりもするようなので、促音便の形にもなっていないほうが現在の正式な感じに合いそうでもある。

 

 

( 選択基準も含め ) 国の正式な呼び方を、公共放送関連の権威で決めて良いわけはない。

 

そういう放送が放置されている状況は、民主的にも自由主義的にもおかしい。

 

 

国号は基本的なものであり、憲法や法律との関係では、一般的な用語のように解釈に委ねるというのは問題がある。

 

憲法制定権力として読み方を定めていなければ、実態に合わせていると考えられる。

 

憲法が実態に委ねているのに、下位法の手続きによって、憲法を拘束することを認めるべきではなく、正式な呼び方として定めるというようなことは、憲法改正の手続きでなされなければ、正統性を欠くと考えられる。