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 無症状でも感染につながるということなので、たとえでいうと、各自が数メートルの見えない刃物を振り回しながら歩いている・並んでいるという想像も荒唐無稽とは言えない。

 

個別の場面で不安を覚えてしまうのは良くないが、政策を考える前提として冷徹に受けとめる必要はある。

 

万人が刀を振り回す自由より、持ち歩かないという規制のほうが良い。

 

皆が防護服を完全に着こなして生活することは、現状では現実的ではない。

 

感染拡大防止の合格点・及第点は高いので、自粛では収まりそうもない状況や、協力の度合いが一部では必要なレベルに達していないことが、見て取れるのであれば、法規制が必要となる。

 

自粛の形が緩いのは良いが、求める内容は命令・禁止と同内容が掲げられなければ、協力しようとする気持ちを十分に活かすことができない。

 

法規制も、妥当な内容で国民が受け入れる意識が高くなれば、自主的に協力する人にとっては、自粛と変わらない。

 

私権制限への現状での憂慮は、協力しない人々の無自覚を看過せざるを得ず、協力する人々の努力や工夫を残念な結果に導くことに役立つ。

 

刑罰を科すことがが躊躇されたり、対処をしきれないのなら、歩行者の信号無視的な、ルール違反として注意はできるようにしたり、聞き入れられない場合にのみ罰金を科すなどと措置にも幅が有りうるだろう。

(お願いに従わないからといって罰を与えるというのは仕返し・報復で、国の対応としては問題であり、命令や禁止が前提となるだろう。)

 

市民による個別の注意は、程度や方法の面で行き過ぎが生じるので、認めないほうが良い。